公正証書遺言 証人
- 遺言の検認とは
一方で、公正証書遺言は、被相続人の遺言内容を証人立会いのもとで公証人が作成します。公的機関が介入した遺言書ですから、遺言書の改ざんなどの恐れがないため、検認が不要となっています。ちなみに、自筆証書遺言でも、法務局による遺言書の保管制度を利用していた場合には、検認手続きが不要になります。 ■ 手続きの流れ被相続人が...
- 遺言書の種類と効力
普通方式遺言には、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言の3種類が存在します。 ① 自筆証書遺言(民法968条)自筆証書遺言とは、その名の通り、被相続人が自筆で遺言書を作成する方法のことを言います。遺言書の作成方法は民法968条に規定された方法で作成しなければ遺言書としての効力がないものとなってしまうので、注意...
- 相続手続きの流れ
これに対し、公証人役場で保管される公正証書遺言の場合には、検認手続きは不要となっています。 ■相続人の確定遺言書により相続人が指定されていない場合、民法の規定により相続人が決定されます。これを法定相続人といいます。法定相続人は被相続人との続柄により決まるため、法定相続人の確定のためには被相続人の親族関係の整理が不...
- 公正証書遺言の証人の役割とは?誰がなれる?
特に、公正証書遺言は、公証人が作成するため不備のおそれも少なく、高い有効性が担保されるものといえます。ここでは、公正証書遺言作成時に手続き上必要となる、証人の役割について、分かりやすく解説していきます。公正証書遺言について遺言とは、将来相続が発生した際に被相続人となる人が、生前に意思表示をしておくものです。遺言に...
- ローンを組む際など、担保権を設定するとき(抵当権設定登記)
担保には保証人を立てるというような人的担保と、債務者・保証人などの不動産を担保物とするような物的担保がありますが、後者が債権者にとって確実な債権回収手段であることはいうまでもありません。そして、不動産をもって債権を担保する担保権を抵当権といいます(民法369条1項。このような債権を被担保債権といいます)。抵当権者...
当事務所が提供する基礎知識Knowledge
-
不動産を家族信託する...
近年では、認知症等を発症し、財産管理ができなくなってしまうリスクに備えて、あらかじめ家族に財産管理を任せておく […]
-
会社設立の事前準備と...
会社設立の際には大きく分けて、「基本事項の決定」「定款作成」「資本金の払い込み」「登記申請」の4つの流れを経る […]
-
遺産分割協議書の作成
■遺産分割協議書はなぜ必要?遺産分割協議は、相続人全員が合意することによって成立します。したがって、遺産分割協 […]
-
土地の売買において司...
土地を売買した際には、不動産登記を行う必要があります。不動産登記とは、土地や建物などの不動産の物理的現況や権利 […]
-
現金手渡しによる生前...
現金での生前贈与について生前対策として、現金を生前贈与することがしばしば見受けられます。生前贈与をすることで、 […]
-
家族信託の機能とは~...
■ 家族信託について家族信託とは、自身が高齢になり、認知症などによって判断能力が失われてしまうことを危惧し、将 […]
よく検索されるキーワードKeyword
司法書士紹介Judicial scrivener
小笠原宏司法書士行政書士事務所のホームページにお越しいただきありがとうございます。
当事務所では,迅速かつ正確・安全な手続きにより,お客様のご要望にお応えしております。
常にお客様の視点に立ち,最善策を追求する努力を惜しみません。皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。
[札幌司法書士会]司法書士 小笠原 宏
(おがさわら ひろし)
事務所概要Office
事務所名 | 小笠原宏司法書士事務所 |
---|---|
資格者 | 小笠原 宏(おがさわら ひろし) |
所在地 | 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西15丁目1番地3-1012号 |
電話番号 | 011-676-9747 |
FAX | 011-676-9748 |
受付時間 | 9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です) |
定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です) |
相談料 | 初回相談無料 |