会社設立の事前準備と手続きの流れ
会社設立の際には大きく分けて、「基本事項の決定」「定款作成」「資本金の払い込み」「登記申請」の4つの流れを経ることによって成り立ちます。
■基本事項の決定
会社設立の際には、まずはじめに会社の基本事項を決定します。
基本事項とは主に、以下の4つです。
会社の名前である「商号」
会社設立登記の際に必要な「印鑑作成」
「役員報酬」
「資本金の金額決定」
■定款作成
基本事項を決定したら、次に定款を作成します。
会社設立における定款には、必ず記載しなければならない事項があります。
この記載を怠ると定款として効力を持たないものとなってしまいますので、注意が必要です。
これを絶対的記載事項といいますが、以下の6つです。
目的
商号
本店所在地
発起人の氏名又は名称と住所
発行可能株式総数
設立に際して出資される財産の価格またはその最低額
■登記の申請
定款を作成し、資本金の払い込みを終えたのちに会社設立登記を申請します。
会社設立登記は会社の本店所在地を管轄する法務局に申請します。
その際には、以下のように多くの書類が必要となります。
定款/申請書/発起人の同意書/各役職の就任承諾書/代表取締役の印鑑証明書/取締役・監査役の本人確認証明書/設立時取締役及び設立時監査役の調査報告書とその附属書類/
払い込みを証する書面/資本金の額計上に関する設立時代表取締役の証明書/印鑑証明書
このほかに、登記申請手続きを司法書士などの代理人に依頼した場合は代表取締役の委任状が必要となります。
このように様々な書類が必要となりますが、会社の形態や設立方法によっても異なる部分がありますので、注意が必要です。
小笠原宏司法書士事務所では、石狩、後志、空知、胆振、日高を中心に、会社設立に関するご相談を受け付けております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
当事務所が提供する基礎知識Knowledge
-
会社設立時に必要な登...
会社設立時には、設立登記を行う必要があります。会社を設立した際や登記すべき事項に変更が生じた際には、商業登記を […]

-
根抵当権とは?抵当権...
抵当権とは銀行から事業資金を借りる際や住宅ローンを組む際に、担保として不動産に抵当権をつけることがよくあります […]

-
建物の増築をしたとき...
土地や建物などの不動産には、誰が所有しているのかを公に示す登記という制度があります。登記にも様々な種類があり、 […]

-
公正証書遺言の証人の...
将来の相続に備える生前対策として、遺言を作成しておくことは非常に有用です。特に、公正証書遺言は、公証人が作成す […]

-
遺言の検認とは
■ 遺言書の検認とは被相続人が死亡し、いざ相続をするとなった時に遺言書の有無が重要になります。遺言書をあらかじ […]

-
土地、建物を売買した...
不動産に関する取り引きや財の移転と、不動産登記は不即不離の関係にあります。不動産登記をしなければ第三者に自らが […]

よく検索されるキーワードKeyword
司法書士紹介Judicial scrivener
小笠原宏司法書士行政書士事務所のホームページにお越しいただきありがとうございます。
当事務所では,迅速かつ正確・安全な手続きにより,お客様のご要望にお応えしております。
常にお客様の視点に立ち,最善策を追求する努力を惜しみません。皆様からのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。
[札幌司法書士会]司法書士 小笠原 宏
(おがさわら ひろし)
事務所概要Office
| 事務所名 | 小笠原宏司法書士事務所 |
|---|---|
| 資格者 | 小笠原 宏(おがさわら ひろし) |
| 所在地 | 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西15丁目1番地3-1012号 |
| 電話番号 | 011-676-9747 |
| FAX | 011-676-9748 |
| 受付時間 | 9:00~18:00(事前予約で時間外も対応可能です) |
| 定休日 | 土・日・祝(事前予約で休日も対応可能です) |
| 相談料 | 初回相談無料 |